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■SFCG 再生手続廃止、破産手続開始決定【東京都】


2月23日に東京地裁へ、民事再生法の適用を申請、同日保全命令を受けていた鰍rFCG(資本金791億4,915万円、中央区日本橋室町3-2-15、代表小笠原充氏、従業員数92名)は3月24日午前9時に再生手続の廃止が決定し、同時に保全管理命令と包括的禁止命令が下りていたが、4月21日午前1時に破産手続開始決定を受けた。

当社は1978年(昭和53年)12月に設立された事業者向け貸金業者。主に中小企業向け保証人付ローンを手掛け、商業手形割引や不動産担保ローン、不動産業者向け融資なども展開。業界最大大手に位置付けられていた。89年8月に店頭公開(現ジャスダック市場)1997年10月に東証2部へ上場し、99年7月には東証1部へ昇格。2002年11月には商号を鰹、工ファンドから現商号へ変更した。2007年7月期には年収入高約709億1,000万円を計上。最終損益でも約146億700万円の黒字を確保していた。

しかし、2006年12月に貸金業法が改正されたことで事業環境が急変。46都道府県での販売子会社設立や不動産担保金融専門会社の設立など事業再構築を図っていたが、サブプライム・ローン問題が発生した昨夏以降、貸付金に締める割合の大きかった不動産、金融・保険、建設などの業況が急速に悪化した。2008年7月期の年収入高は約839億8,900万円を確保したものの、収益面では大幅な減益決算を余儀なくされていた。

主要取引行6行とは1,500億円のコミットメントラインを締結していたものの、その大半がリーマン・ブラザーズ証券(2008年9月16日民事再生、負債3兆4,314億円)など外資系金融機関であり、当社に対する融資姿勢は厳しいものとなっていた。株式市場の極度の低迷によって、公募増資や保有株式の売却による資金調達も難航。調達手段が狭められる一方直近では一部顧客に元利金一括返済を要求する強引な回収手法がマスコミ報道で問題視されたことなどで風評も悪化。2月20日に大島氏が代表を辞任して小笠原氏が代表取締役社長に就任。2月23日に負債約3,380億4,000万円を抱え、民事再生法の適用を申請していたが、債権の多重譲渡の疑いが浮上するなど債権者の協力が得られそうにないことから、今回の措置となっていた。なお、3月24日に上場廃止となっている。

負債は約3,380億4,000万円のほかに、過払い金返還請求の潜在債務が約2,100億円。

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